2015年1月31日



皆さま、こんにちは。
本日は(昨日と打って変わり)晴れに恵まれ、4名の生徒で着付け教室を開催しました。

壁面には別のカルチャークラスで制作された絵が飾られており
いつもより一層風情のある中でのお教室となりました。


本日は「長襦袢」をしっかり着付けることで、着付け全体をワンランク上に仕上げるコツを
初心者からベテランまで皆一緒に学びました。

着付け姿写真、お一人ずつご紹介いたします。


田中先生。茶系のグラデーションが効いた織りの着物に、風通織の西陣帯を合わせていらっしゃいます。

新年初参加のO様。藍グレー系の紬に薄茶系の帯を合わせて。帯締め・帯揚げが大変素敵な合わせ方と好評でした。

N様は大島紬にグレー系の織り帯を合わせて。橙色に青線が効いた帯締めで全体が締まっています。

着付けレッスン2回目のH様。伊勢崎銘仙にアンティークの帯を合わせて、大正ロマンにまとめていらっしゃいます。

事務局のN。前回のリベンジで同じ綸子の小紋に、西陣帯を合わせて。


お教室の見学も随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
(もちろん見学は無料で受け付けております)



【2月の着付け教室予定】

2月 9日(月) 13時~16時
2月23日(月) 13時~16時



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2015年1月30日



新年最初の着物勉強会「きもの塾」は『西陣織』をテーマに開催しました。

むずかしい生産工程のお話しは少々にして
<どのように西陣帯の価値を見分けるか>という目利きポイントを中心に、たっぷり2時間学びました。





教材はもちろん本物の上質な西陣帯の数々。

手で触ったり、直に見たり、ルーペで細部を覗いたり。
「体感する」ことを大切にした着物勉強会、新年最初も楽しく終了しました。




2015年1月25日




2015年最初の着付け教室を開講しました。

さいわいお天気にも恵まれ、レギュラーの生徒さんと共にはじめての方も参加があり、
各々習いたい部分を習うスタイルはいつも通りに楽しく学びました。




生徒のお一人が書いてくださった「着楽舎 着付け教室」の看板も
表玄関に飾っています。


では、本日の着付け姿写真を、お一人ずつご紹介したいと思います。

田中先生。めずらしく色が多く入ったコーディネートで素敵でした。

ベテランのIさま。淡いグリーン系の小紋に茶色の刺繍帯でシックにまとめていらっしゃいます。

Nさまは色目の多い大島紬に紺系の帯でまとめて、帯締めがキリっと効いた素敵なコーディネート。

久々にご参加のKさま。えんじ系の紬に白い染め帯が素敵なコーディネートです。

本日初参加のHさま。桜色の素敵な訪問着にチャレンジされました。

事務局のN。綸子の小紋に経錦(西陣帯)を合わせています。たれが曲がってしまい残念…次回の宿題。


次回以降の着付け教室は、以下の通り予定しています。
見学もいつでも受け入れております(もちろん無料!)ですので、雰囲気をぜひ見にいらしてくださいね。


【2月までの着付け教室予定】

1月31日(土) 13時~16時
2月 9日(月) 13時~16時
2月23日(月) 13時~16時



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2015年1月20日

12月のきもの塾でテーマに扱った「本場大島紬」について
勉強会のなかでいくつか目利きのポイントをご紹介しましたので記事にもまとめたいと思います。

今回は「本場大島紬の見分け方(1)」と題し
反物の織りはじめに付けられている「証紙」による区分と見分け方をまとめます。


■証紙の中には何が書かれているの?


証紙を一見しただけでは、なかなか違いが見分けづらいものです。
まず証紙において見比べるべきポイントは以下の2点。


(1)「産地証明」を見る!


本場大島紬と認定された織物には、かならず「旗印」「地球印」「鶴印」のいずれか1つが貼られています。
これは各産地の協同組合が独自に発行している産地証明であり、本場大島紬の証紙には欠かせません。



(2)「伝統マーク」を見る!



本場大島紬の産地証明がついていても、経済産業省認可の「伝統マーク」が付いているものと、無いものがあります。

これは【手織り】か【機械織り】かの差。

一般的に【手織り】の作品の方が緻密で高付加価値であることが多いです。
※機械織りの作品は、無地や縞、染め下地用がほとんど。

 





■「産地」と「製織方法」の違いによる証紙の区分


では、具体的に産地ごとの証紙を見ていきましょう。
以下、本場大島紬を生産している3つの地域を並べて比較してみます。


(A)「鹿児島県鹿児島市」で作られた本場大島紬



(上)「手織り」の場合

  ・台紙が水色
  ・「旗印(はたじるし)」の証紙が貼られている
  ・経済産業省「伝統マーク」が貼られている

(下)「機械織り」の場合

  ・台紙がピンク色
  ・「旗印(はたじるし)」の証紙が貼られている
  ・経済産業省「伝統マーク」はなく、代わりに丸い金色シールが貼られている




(B)「鹿児島県奄美大島」で作られた本場大島紬



(上)「手織り」の場合

  ・「地球印(ちきゅうじるし)」の証紙が貼られている
  ・経済産業省「伝統マーク」が貼られている

(下)「機械織り」の場合

  ・手織りとは異なる「地球印(ちきゅうじるし)」の証紙が貼られている
  ・経済産業省「伝統マーク」は無し


(C)「宮崎県都城市」で作られた本場大島紬


  ・「鶴印(つるじるし)」の証紙が貼られている
  ・経済産業省「伝統マーク」が貼られている

  ※(A)鹿児島市産、(B)奄美大島産に比べると生産量はかなり少ないです※




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本場大島紬の見分け方(1)、証紙の読み解き方が少しご理解頂けましたでしょうか?
本場大島紬の見分け方(2)では、「絣の区分と見方」をまとめます。




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2015年1月11日



「大島紬(おおしまつむぎ)」は全国的にとても人気のある織物で
着物をお召しになる方は、たいてい一着くらいはお持ちのことが多い着物ですね。

同時に大島紬は、産地や生産方法により
<正式名称>や<作品価値>に大きな差がある織物でもあります。


十二月の着物勉強会「きもの塾」では

2015年1月2日



皆さま新年明けましておめでとうございます

本年も宜しくお願い申し上げます



着楽舎は今年の3月で<創設一周年>を迎えます

「日本の美しい着物文化を、体験的に楽しむ集まり」を基本コンセプトに

今年もよりよい活動に高めて参りたいと思います



新年は以下のスケジュールにて開講しますので

ぜひご参加お待ちしております



■着付け教室

1月25日(日)、1月31日(土) 各13時~16時


■着物勉強会「きもの塾」

1月21日(水) 13時15分~15時15分
テーマ : 西陣織




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