誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画。
墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品です。
全巻の修理を終え、その魅力を一新した鳥獣戯画の全貌を紹介する本展覧会。
国宝の甲・乙・丙・丁4巻とともに、この4巻から分かれ、国内外に所蔵される断簡5幅も集結。
現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けます。
『鳥獣戯画 京都高山寺の至宝 』
日本美術史のなかで最も知名度の高い絵画作品のひとつ、国宝・鳥獣人物戯画4巻(甲・乙・丙・丁)のすべて、さらに同絵巻の一部が掛軸などに仕立て直された断簡(だんかん)を 国内外から集め一挙に公開します。国宝の4巻は、朝日新聞文化財団の助成によって2009年から4年の歳月をかけ、大がかりな解体修理が実施されました。本格的な修理は明治以降、実に100年ぶりとなります。
また、鳥獣戯画の伝わる高山寺は世界文化遺産にも登録され、日本最古の茶園があることでも知られます。学問寺として発展してきた高山寺には、貴重な聖教・典籍類とともに、多くの美術作品が伝えられています。同寺の歴史を物語る文化財やゆかりの寺宝とともに、魅力あふれる動物彫刻を紹介します。
- 会期 2015年4月28日(火)~6月7日(日) ※月曜日定休
- 会館時間 9:30~17:00 ※金曜日は午後8時、土・日曜・祝・休日は午後6時閉館
- 入館料 一般 1600円
- 場 所 東京国立博物館 平成館
- アクセス JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分 ⇒詳細アクセス情報
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