毎日文化センター（毎日新聞社内のカルチャーセンター）での『着物コーディネート講座』も第5回を迎え
目玉のテーマである＜顔映りのよい色を知る＞を開催しました。
本講座の副題は「東京らしいセンスを磨く」ということですので
あらゆるの色から選ぶというのではなく、現代の東京センスに合った色合いの中から
お好みを一色を自分で、先生からのお勧めを一色、選ぶ形を取りました。
ずらりと並んだ色から一色を選ぶのは意外と難しいようで、皆さん楽しく悩む時間がしばし。
途中から色選びのコツなど先生から少しレクチャーを入れて、ようやく決めていただきました。
お一人ずつ仮着付をして選んだ着尺を顔に合わせてみると
予想通りに似合う場合と、思ったより沈んでしまう場合などいろいろとあり。
先生から「こんな色味も似合うよ」と選んだ一色を合わせて
会場一斉に「わ～本当だ！」と驚き納得するようなシーンが何度もありました。
5回目の授業にもなりますと、皆さま同士も顔見知りになって会話も弾み、
お互いの着姿をほめたり、一緒に色選びをしたりと、大変楽しく・充実した時間となりました。
色の要素（色の濃さ、色の鮮やかさ、色相） を把握して、自分に似合う＋好きな色味を見つけること。
それから、着物・帯・小物を同じトーンの色で集めていくと上手に着まわせることも説明しました。
コーディネート術と一言で言っても幅広い要素があります。
本講座はひとまず全6回で詰め込み勉強をしますが、皆さまには継続してセンスを磨いて頂ければと願っております。
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