4月のきもの塾は「西陣帯~金箔和紙を織り込む技法~」について開催しました
先週のお話しになりますが、4月のきもの塾を開催いたしました。
テーマは「西陣帯~金箔和紙を織り込む技法~」で
いわゆる引箔帯の生産工程やこだわりについて職人の目線でお話ししました。
糸状に細かく裁断された金箔和紙に直接触れたり
実際に織り上げられた引箔帯と見比べてその繊細な織りの技術を体感したり。
みなさんルーペを使って覗き込んだり、
手で触れたりと積極的に参加されている様子が見受けられました。
「呉服」と聞くと、ついつい敷居が高く近寄りにくい印象がありますが、
産地を知り、生産工程や生産者の想いを知ることで
その文化的な価値や魅力に改めて気が付くことと思います。
着物は日本で育まれ成熟した大切な伝統文化。
これからもより多くの方に面白さを再発見してもらいたいと思っております。
5月のきもの塾についてご案内
さて、5月のきもの塾について、詳細が決まりましたのでご連絡します。
次回はテーマをがらっと変えて「小紋」を取り上げます。
たくさんの小紋(反物)を会場にお持ちしますので
直接自由に触れていただき、どんどんご質問を受けながら
小紋の魅力を感じて頂ければと思います。
ぜひのご参加お待ちしております!
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