昨年末に開催しました着物勉強会「きもの塾」。
少々遅くなりましたが、開催レポートとして会場写真と共にお届けしたいと思います。
12月の着物勉強会「きもの塾」テーマは『お茶会のきもの』。
特に新年の初釜を予定されている方も多い年の瀬に合わせてのテーマ設定となりました。
お茶会のきものについては、流派や招かれ方、先生の意向等によって細かいルールに分かれますが、基本的には
- (格式ある柄や清楚な印象の)小紋+(格式のある)九寸名古屋帯または袋帯
- 色無地+(格式のある)九寸名古屋帯または袋帯
- 附下+(格式のある)九寸名古屋帯または袋帯
- 訪問着+袋帯
多くの参加者さまには「格式がある柄」「清楚な印象の」というポイントが分かりにくいという事で
百聞は一見に如かず、該当するような反物を複数用意しましてご覧頂きました。
光沢感のある綸子や、縮緬(ちりめん)などの素材や、
正倉院模様、琳派模様、江戸小紋、切金(きりがね)や霰(あられ)、源氏香(げんじこう)、菊や桜
などの格式ある図案から、お茶会向きの印象を直感的に感じていただけたと思います。
皆さま、「これは!」と感じられた図案やコーディネートでは積極的に写真も撮っていただき、
持ち帰ってコーディネートのご参考に活用いただいているご様子。
今回は大変華やかで綺麗な作品を堪能する2時間となりました。
着物好きの皆さまが、より素敵な着こなしで優雅にお着物を楽しんでいただけること、
着楽舎としても大変嬉しく思っております。
今年も着物愛好家の皆さまの役に立つ内容で講座を展開して参りますので
どうぞ宜しくお願い致します。
■1月の着物勉強会「きもの塾」
・テーマ名古屋帯の楽しみ方
・開催日時
2016年1月13日(水)13:15~15:15 ※残席1
2016年1月17日(日)13:15~15:15 ※満席(キャンセル待ち)
・開催場所
奥沢区民センター 和室
・お申込/お問合せ
着楽舎ホームページより受け付けております
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