2017年11月17日

京友禅と東京友禅の違いを理解して上手に使い分けよう(第73回「着物勉強会「きもの塾」レポート)




毎月きものについて1テーマ深掘り勉強をする着物勉強会「きもの塾」。
11月は『染めのきもの』をテーマに勉強しました。

一言に染めと言っても、「友禅」「型染め」「絞り染め」「紅型」など様々な技法があり
それぞれの表現や特長に違いが生まれます。
今回の勉強会ではそれらの違いを直接ご覧いただきながら魅力を再認識して頂きました。


京友禅、京染めの面白さ


勉強会の冒頭では、京都の作品をご紹介しました。
友禅染めの発祥地でもあり、古典柄や古典色を多様に用いた、
雅で趣のある京都ならではの味わいを見て感じていただきました。

京友禅の特長的な技法として「糸目友禅」「糊伏せ」「刺繍加工」「金彩加工」などのご紹介と、
伝統的な古典柄および赤・黄などの古典彩色を用いた色柄表現の特長を解説しました。






東京友禅、東京染めの面白さ


続いて、東京の作品(京都で作られた東京向け作品を含む)をご紹介しました。
京都の作品とガラッと味わいを変えた、あっさりして侘び寂びを重視し、
一見分からないデザインや技法に特別なこだわりをもって作られる作品が多いこと。
また手描き友禅よりも型染による文化が発達したことを解説しました。






京友禅、東京友禅 それぞれの着こなし


京友禅、東京友禅ともに魅力的な作品なのですが、
着用する場面によって<どちらがよりフィットするか>という観点があります。

たとえば東京友禅を着用する場合に、
都会的なモノトーン(西洋色)の建物で着用する場合には色柄がとてもマッチする反面、
京都のような雅な風景(寺社仏閣)では寂しすぎる場合があります。

逆も然りで、京友禅の雅なデザインを銀座のような街並みでお召しになると浮いてしまう場合もあります。

ぜひ着用する際のTPOを踏まえて素敵なコーディネートを選択して頂ければと思います。






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■12月の着物勉強会「きもの塾」■

テーマ:
新春の着物コーディネート
~縁起物柄・吉祥文様を取り入れたお正月らしい装いを学ぶ~
http://blog.kirakusha.org/2017/11/1274.html

日程:
2017年12月 5日(火) 13時30分~15時30分
2017年12月 6日(水) 13時30分~15時30分
2017年12月 8日(金) 13時30分~15時30分
2017年12月 9日(土) 13時30分~15時30分
2017年12月10日(日) 13時30分~15時30分
(全日とも内容は同じです)

お申込:
講座予約フォームよりご希望の日程をお知らせください
http://blog.kirakusha.org/p/blog-page_943.html




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