2018年5月22日

着物と帯の「文様合わせ感覚」を効率的に学ぶ視点の解説(第79回「着物勉強会「きもの塾」レポート)



毎月きものについて1テーマ深掘り勉強をする着物勉強会「きもの塾」。
5月の勉強会では『着物と帯との文様合わせ・格合わせ』をテーマに勉強しました。

普段なかなか意識が届かない着物と帯に表現されている「文様」について
しっかり視点を当てた講義となりました。



■文様の「大分類」を把握する


文様についての理解、それこそ多種多様に存在する着物の文様について
全てを把握することはあまり現実的ではないですね。

一般の方が文様を的確に把握するためにまず必要な視点として
「文様のルーツ」を大分類できる視点を持つこと、を本講座では最初にご説明しました。


着物や帯の文様に用いられる文様は、大きく分けると

  1. シルクロードを経て日本に伝来した渡来の文様グループ
  2. 日本で育まれた和製の文様グループ
  3. 1と2が融合した混合グループ

の3分類に分かれると解釈できます。
それぞれ、大きく括って俯瞰的に眺めると、特徴や個性に共通点も多く分かりやすいです。

逆に、一般の方が<着物を素敵に楽しみたい>という目的の上では
「これは〇〇文」と文様の個別名称まで覚える事はさほど重要ではないとも言えます。





今回の勉強会では「1.渡来の文様グループ」が主なテーマでしたので、
その中でも特に着物や帯の文様として登場頻度が抜群に多い

  • 正倉院文様(しょうそういんもんよう)
  • 名物裂文様(めいぶつぎれもんよう)

を中心に解説を進めました。




■「オリエンタル感」「モダンな印象」が楽しい渡来の文様


外国から渡来した文様グループは、
そのルーツからさまざまな外国のエッセンスが取り入れられており、
色の感覚、図案の表現ともに「オリエンタル感」「モダンな印象」の強いものが多いです。

普段着として、洒落着として、おしゃれ感覚を前面に出して和装を楽しみたいシーン
このような文様グループの着物と帯を組み合わせると大変あか抜けて素敵に仕上がります。




勉強会では、今回も正倉院文様や名物裂文様が表現された着尺・帯地を教材に用いて、
実際のコーディネート例を多数お見せしました。





着物を自由に着てお出かけできるようになると
礼装のシーンよりも、普段着・洒落着のシーンの方が頻度が高くなると思います。
そのような着用シーンで、今回の学びを活用していただければ幸いです。

また今年中に、他の文様グループについても学びの機会を持ちたいと考えております。




---

■6月の着物勉強会「きもの塾」■

テーマ:
『雨コート・道中着・道行コート・長羽織』
~コートに適した素材・お洒落感覚・TPO/手持ちの着物からの作り替え~

日程:
2018年6月3日(日)13時30分~15時30分
2018年6月4日(月)13時30分~15時30分
2018年6月6日(水)13時30分~15時30分
2018年6月8日(金)13時30分~15時30分
2018年6月9日(土)13時30分~15時30分
(全日とも内容は同じです)

---

■7月の着物勉強会「きもの塾」■

テーマ:
『附下・訪問着の活用術』
~帯・小物で変わる!洒落着として楽しむためのコーディネート術~

日程:
2018年7月21日(土)13時30分~15時30分
2018年7月23日(月)13時30分~15時30分
2018年7月25日(水)13時30分~15時30分
2018年7月27日(金)13時30分~15時30分
2018年7月29日(日)13時30分~15時30分
(全日とも内容は同じです)

---

お申込:
6月、7月とも講座予約フォームよりご希望の日程をお知らせください
http://blog.kirakusha.org/p/blog-page_943.html

参加費:
各回 2000円(初回参加の方は事前入金をお願いしております)


↓ブログランキングに参加しています。よろしければクリックして下さい。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ 

ブログランキングに参加しています

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ 
2014 © Planer - Responsive Blogger Magazine Theme
Planer theme by Way2themes