2014年6月18日

八寸名古屋と九寸名古屋の違いとTPO(第38回 着物勉強会「きもの塾」開催レポート)

きもの塾「名古屋帯」の様子


6月の「きもの塾」は、『名古屋帯について』をテーマに開催いたしました。


名古屋帯には<八寸名古屋>と<九寸名古屋>という2種類がありますが
その区分や使い分け(TPO)を詳しくご存じの方は少ないのでは?
ということで、両方の名古屋帯をいろいろとお持ちして見ながら学ぶ会となりました。




きもの塾「名古屋帯」の様子


まずは、八寸名古屋帯と九寸名古屋帯の反物を並べて見比べ、
幅をメジャーで測って違いを確認。

次に仕立て上がった八寸名古屋と九寸名古屋をみると・・・
どちらも八寸になっていることを確認しました。


きもの塾「名古屋帯」の様子


次に、仕立て上がった帯を見つつ、細かい違いを観察していきます。

八寸名古屋帯は、帯幅のままかがり縫いされており、一重に見えること(↓写真左)、
九寸名古屋帯は、帯の両端が内側に織り込まれてかがり縫いされており、二重に見えること(↓写真右)。

八寸名古屋と九寸名古屋の仕立て方の違い


このような仕立て方法の違いによって、
九寸名古屋帯の方は「お太鼓が二重のように見える」ことがわかります。

お太鼓が二重、ということは、袋帯に近い見た目になるということです。

そのため、 通常はカジュアルとして用いられる名古屋帯でありながら、
訪問着にも着用ができるレベルに格が上がるわけです。


きもの塾「名古屋帯」の様子


このような説明を経て、みなさんようやく名古屋帯の見方が分かったご様子。


カジュアル使用が多い方は「八寸名古屋帯」
お出かけやセミフォーマルの機会も多い方は「九寸名古屋帯」

・・・そんな見方もあるよ、と説明にも、みなさん「なるほど~」と納得されていました。



これから選ぶお着物・帯、箪笥にしまっているお着物・帯を
しっかりした知識で見ることができれば、呉服の世界はもっと面白くなります。


きもの塾は毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しますので
ぜひ機会がありましたらご参加ください。



● 7月のきもの塾について ●


7月は夏らしく、「夏物の帯」をテーマに色々と見て触って学びたいと思います。
絽・紗・羅の帯や、薄物の着物などお持ちしますのでお楽しみください。




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